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イデアのAI時間割2024年度版の「個別の条件設定・授業設定」について機能を詳細に解説しています。

個別の条件設定・授業設定


title-greenleaf1 基本授業選択・合同・展開・TT授業について
 「イデアのAI時間割」では、1人の先生が1クラスに対し1か所で1科目を教える授業( 先生・クラス・教室・科目のすべての要素が1つの授業)を基本授業(※単独授業)といいます。
 これに対して、男女展開やティームティーチング(TT)、選択授業等、要素がどれか1つでも複数になる場合は選択・合同・展開・TT授業(※選択授業)といいます。授業の登録には「授業の簡単設定」と、詳細に編集できる「授業の設定」「選択・合同・展開・TT授業設定」があります。

 詳細設定ウィンドウでは単位を「〇」で表示しており、2単位以上の「〇」をドラッグで連続授業(<>または<->)に変更できます。詳しい操作方法は詳細ガイドや動画ガイドでご案内しています。
 >>単位の連続・解除と授業の確定(固定)設定操作の動画(.mp4)

クリック/タップで該当箇所へジャンプします。

●個別の条件設定
●基本授業(単独授業)の設定
●選択・合同・展開・TT授業の設定
●授業時数の確認

title-green個別の条件設定

<先生・科目・クラス・教室の個別条件> 
 
 授業の要素に対して、個別に「名称」「略称」「学年」「校務」「科コメント」などの属性、駒入れ条件、カラーが設定できます。個別条件は全体条件より優先され、自動の駒入れ時も厳守されます。先生ごとに1日の授業上限を制限・解放したり、都合のつかない時間帯の配置禁止(禁制)設定ができます。

 個別オプションでは先生1人1人ごと、科目1つ1つごとに条件設定ができるので、学校の事情に即したきめ細やかな設定が可能です。また、個別オプションの一括変更もできます。
 設定モードと手直しモードで、設定を変更しながらさまざまな一括操作が可能です。曜日・時限を一括で禁制に設定もできます。

☆基本設定
 基本の属性設定のほか、ワンクリックで以下の「非常勤」「連続可」「休憩不要」の設定が可能です。

・非常勤…全体および個別オプションの一日の授業時数の制限を超えて配置できるようになります。
・連続可…全体および個別オプションの連続時数の制限を超えて配置できるようになります。
・休憩不要…全体および個別オプションの一日の空き時間を取らずに授業業を配置できるようになります。

☆個別オプション
・個別に一日の授業時間を制限する
・個別に授業の連続を制限する
 →個別に連続のカウントは昼休みで区切る

・個別に一日に最低n時間は空ける
 →個別に先生禁制を空き時間とみなす
 →個別に午前中に空き時間を確保する

・個別に一日に同じクラスで2度授業しない
・個別に同じクラスの授業を連続させない
・個別に違う学年のクラスの授業を連続させない
・個別に違う学校区分の授業を連続させない

☆先生禁制一括設定
 先生一覧画面の「先生禁制一括設定」では、一覧画面のまま半日単位で禁制設定・解除が可能です。
 禁制一括設定画面の先生名クリックで、詳細画面を表示し、時間単位の禁制設定もできます。


(先生の個別設定:基本設定 属性)
先生の基本設定

(先生の個別設定:個別オプション)

ウィンドウ名に先生の名称と授業時数を表示します。項目のマウスオーバーでツールチップを表示します。
赤斜線は禁制が設定されています。連続授業の場合は、禁制部分から授業が開始されないように制御されます。

先生の個別オプション

(先生禁制一括設定)

先生ごとに午前・午後を一括で禁制設定/解除ができます。

先生禁制一括設定


☆基本設定
 基本の属性設定のほか、個別に学校区分の設定が可能です。併設校や一貫校の授業配置の制御に役立ちます。

☆個別オプション
・授業としてカウントしない(ノーカウント)
・2単位の時のみ二日連続で配置しない(連続不可)
 →2単位の時のみ適用
 →週末曜日と週先頭曜日の連続を可とする

・2単位以上の授業の時、一つは午前に配置
 →2単位の時のみ適用

・1日に2度授業しない指定でも1日複数配置(複数可)
 →①n時限まで配置 ②何時限でも配置
 →授業可能な日は必ず1単位配置

・休暇設定用の科目として使う(全休・半休用の設定に使用)

(科目の個別設定:個別オプション)

ウィンドウ名に科目の名称を表示します。項目のマウスオーバーでツールチップを表示します。
赤斜線は禁制が設定されています。連続授業の場合は、禁制部分から授業が開始されないように制御されます。

科目の個別オプション


☆詳細設定
 基本の属性設定のほか、個別に学校区分の設定が可能です。併設校や一貫校の授業配置の制御に役立ちます。
 休暇設定用のクラスとして使う設定が可能です。(全休・半休用の設定に使用)

(クラスの個別設定)

カリキュラムが異なるクラス等、授業のあり/なしの変更が可能です。

科目の個別オプション


☆詳細設定
 基本の属性設定のほか、同時収容数を設定できます。体育館や特別教室など、その教室で同時に授業できるクラス数を設定することで「第一体育館、第二体育館のどちらかで」というような柔軟な駒入れが可能になります。

(教室の個別設定)

準備が必要な教室等、授業の可/不可の変更が可能です。

教室の個別オプション

title-green基本授業の設定

<授業の設定>
 詳細な設定は「授業の設定」を使用します。一覧からクラス・先生・科目・単位数等を確認・変更できる他、授業の確定(固定)及び解除、連続時間の指定及び解除ができます。
 セルの右クリックでさまざまな操作が可能で、複数の行やセルをまとめて処理できます。また、Excelからコピーして貼り付けできます。

(授業の設定:右クリックメニュー)
機能詳細 授業の設定 セルを右クリック
 ☆追加登録
  簡単設定のウィザードと同様の登録ウィザードを使用できます。

 ☆授業削除
  先生や担当科目を指定して一括で授業を削除できます。両方の指定で削除対象をさらに絞り込みできます。

 ☆先生サーチ
  先生の名前を指定して検索できます。

 ☆授業ID設定
  授業の表示名に使用できる「授業ID」の設定を行います。
 
 先生や科目名の一部を指定して組み合わせ、学校独自の授業IDを自動で設定できます。授業IDを設定する対象授業は科目・授業IDでの指定も可能です。授業IDには、任意の文字列や略称なども利用できます。
 印刷設定では9文字まで印字できますので、学校の事情に合わせた帳票を作成できます。

 ラジオボタンから選択して様々な設定・変更・削除を行うことができます。例えば、授業IDの文字を指定してまとめて変更することもできます。 (例:「3-456」→「3年文系」)

(基本授業の授業ID一括設定画面)
基本授業の授業ID一括設定ウィンドウ



 ☆並べ替え
  先生順・科目・クラス順に授業の並べ替えができます。

 ☆確定授業設定ウィンドウ
  時間割に配置が済んでいる授業の確定(固定)設定と解除ができます。

 ☆表示幅を戻す
  ウィンドウの表示幅を初期状態にリセットします。

 ☆未設定チェック
  先生・科目・クラス・教室のいずれかが未設定(空白)になっている授業を先頭から探してジャンプします。
  空白のセルは背景がピンク色で表示されます。該当授業が無い場合はメッセージが表示されます。

 ☆ヘルプ
  詳細ガイドのPDFデータを開きます。
  
 ☆マークヘルプ
  確定授業ウィンドウに表示されている駒のマーク解説一覧を表示します。
 

title-green選択・合同・展開・TT授業の設定

<選択・合同・展開・TT授業の設定>
 簡単設定の後に「選択・合同・展開・TT授業の設定」で詳細設定をします。一覧からクラス・先生・科目・単位数等を確認・変更できる他、授業の確定(固定)及び解除、連続時間の指定及び解除ができます。
  1つの授業を1行で設定する授業の設定画面と異なり、選択授業の画面では1つの画面で1つの授業を設定します。単位数の異なる授業の組み合わせや、複雑なコース別選択授業、学年をまたぐ展開授業もこの画面で設定できます。

 単位数の異なる科目の組み合わせの授業は、授業設定後に「詳細行」の「駒番号」の○印を増減する事で対応できます。1つの選択授業につき最大50クラス、50科目、50人の先生の50展開まで可能で、大規模校にも対応しています。

(選択・合同・展開・TT授業の設定)
機能詳細 授業

 ☆追加登録
  簡単設定のウィザードとほぼ同様の授業登録ウィザードを使用できます。

 ☆選択授業削除
  選択授業を一度に複数削除できます。

 ☆並べ替え
  先生・科目・クラス・教室順のほか、学年順、任意の順番に並べ替えができます。

 ☆選択授業Jump
  授業名だけの一覧から任意の選択授業にジャンプできます。検索も可能です。
  未設定(エラー)のある授業は背景がピンク色で表示されます。

 ☆授業ID設定
  授業の表示名に使用できる「授業ID」の設定を行います。
 
 選択授業の授業ID設定画面では、選択授業の名称を利用して授業ID設定をすることができます。

(基本授業の授業ID一括設定画面)
基本授業の授業ID一括設定ウィンドウ



 ☆グループ設定
 「内訳をグループ分けしてさらに詳細な設定を行う」にチェックをいれると、選択授業にグループ設定ができます。教室の使用数を更に正確に反映します。

 ☆カラー設定
  授業の表示カラーを変更できます。カラーは自動設定もできます。

 ☆全複写・全貼付
  ウィンドウの内容を全てコピー・貼り付けができます。似た内容の選択授業を作成したい時や、スクールパックの機能で空白の授業を追加した場合に便利です。

 ☆変更
  追加登録と同様のウィザードで、開かれているウィンドウの選択授業の内容を変更できます。

 ☆単位
  基本授業と異なり、単位数の変更はこちらで行います。

 ☆略称・略称2・授業タイプ
  印刷や表示に使用する略称や授業タイプを変更できます。

 ☆確定授業設定ウィンドウ
  時間割に配置が済んでいる授業の確定(固定)設定と解除ができます。

 ☆表示幅を戻す
  ウィンドウの表示幅を初期状態にリセットします。

 ☆未設定チェック
  先生・科目・クラス・教室のいずれかが未設定(空白)になっている授業を先頭から探してジャンプします。
  空白のセルは背景がピンク色で表示されます。該当授業が無い場合はメッセージが表示されます。

 ☆ヘルプ
  詳細ガイドのPDFデータを開きます。
  
 ☆マークヘルプ
  確定授業ウィンドウに表示されている駒のマーク解説一覧を表示します。
 
 ☆〇全削除
  〇を全部削除し、授業の連続等の設定を再度設定し直すときに使用します。
 

title-green授業時数の確認

<一覧で授業確認>
 設定した授業は「クラス別授業確認」「先生別授業確認」「科目別授業確認」「教室別授業確認」で時数や内容を確認する事ができ、授業の設定状況の確認やバランス調整に便利です。

 確認用の一覧画面では、授業の設定数が時間枠より多いクラスや毎日1時間以上の空き時間がない先生は背景が赤く表示され、時間枠に満たないクラスは背景が青く表示されます。目視で状況をチェックしやすくなっています。
   
(クラス別授業確認)
機能詳細 授業一覧 クラス


  それぞれのクラスのパネルをダブルクリックすると、個別に授業の詳細を確認できます。この画面からも変更や授業設定ウィンドウの呼び出しが可能です。先生・科目・教室の授業確認ウィンドウも各種操作が可能です。
   
(クラス別授業確認 一覧)
授業一覧 クラスの授業詳細  ☆選択授業の内訳表示をさせるかどうか、チェックで選択できます
 ☆未設定項目のある授業の背景をピンク色で表示します

 
<先生別授業確認>
 条件が厳しいと判断された先生の背景が赤く表示されています。また、マウスオーバーで理由が表示されます。
 パネルをダブルクリックすると、個別に先生の持ち授業を一覧で確認・変更できます。授業設定ウィンドウの呼び出しも可能です。
(先生別授業確認 一覧)
先生別授業確認 一覧


<科目の授業詳細>
 科目ごとに単位数を確認できるほか、ダブルクリックで詳細ウィンドウが開きます。先生ごとの持ち時間を確認・調整できて便利です。下の画面では英語のTT授業の分担を確認しています。
(科目別授業確認 詳細)
科目別授業確認 詳細

<全クラス授業時数一覧表>
 全てのクラスの合計単位数・各授業の単位数を一覧で確認可能です。
 パネルをダブルクリックすると、個別にクラスの授業詳細を表示可能です。
(全クラス授業時数一覧表)
科目別授業確認 詳細

<設定・変更に便利なツール >
 授業の設定・変更時にはさまざまな一覧表示機能や、検索、並べ替え、一手戻し等の機能も便利です。
  >>調整・変更・運用について
  >>その他の機能について

 また、スクールパックでは全休・半休の簡単設定、曜日ごとの駒入れ制御等、授業設定や条件設定に便利な追加機能が多数備わっています。詳細はご案内ページをご参照ください。
  >>スクールパックの機能紹介ページ




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